安全の取り組み

6. 踏切事故防止の取り組み

踏切事故の統計

踏切数の推移

 踏切数は高架化や線路廃止等により減少しています。約90%の踏切がしゃ断桿と警報機を備えた第1種踏切になっています。

踏切事故の推移

 ここ数年発生している事故は、「一旦停止を怠った」「スリップして止まり切れなかった」等、特に冬期間に多く発生しています。踏切を通行する際は「早めのブレーキ」「スピードダウン」「確実な一旦停止」を心掛けましょう。

踏切支障の推移

 自動車及び歩行者による踏切での直前横断や自動車の先づまりが原因で踏切内に閉じ込められる事象が多く発生しています。警報機が鳴ったら無理な通行はやめましょう。

しゃ断桿折損の推移

 しゃ断桿の折損は、警報機が鳴り始めた踏切を無理に通行しようとして折れている事が多く、非常に危険な行為です。無理な踏切通行は絶対にやめましょう。

踏切での送電障害事故の推移

 送電障害は、ユニック車等がブームや荷台を上げたまま踏切を通行する事で発生しています。踏切上には、電線等があり、接触すると感電の危険があります。また、電線等を切断すると復旧まで時間がかかり、多くの列車に影響を与えます。踏切を通行する際は、ユニック車等のブームや荷台の格納状態を確実に確認してください。