安全の取り組み

1. 一連の事故・事象等について

JR北海道再生推進会議

 第三者による外部からの視点に基づき、再生に向けて安全対策等の実行に関して監視し、助言を行うとともに将来に向けた追加対策等の提案をいただくことを目的に2014(平成26)年6月12日にJR北海道再生推進会議を設置しました。委員には、安全マネジメント、コンプライアンスなどの有識者の方々に就任していただきました。
 安全な鉄道への再生に向けた最重点計画「事業改善命令・監督命令による措置を講ずるための計画」(以下、「措置を講ずるための計画」という。)、「安全投資と修繕に関する5年間の計画」、安全の基本方針である「JR北海道 安全の再生」は、JR北海道再生推進会議で審議をしていただき、策定したものです。
 当社の安全の取り組みについて多くのご提言等をいただいたJR北海道再生推進会議は、2018(平成30)年11月13日の第13回をもって終了となりました。
 今後も安全な鉄道への再生に向けて全社一丸となって取り組んでまいります。

JR北海道再生のための提言書

 2015(平成27)年6月26日にJR北海道再生推進会議より、当社に提起すべき内容をまとめた「JR北海道再生のための提言書」を頂戴し、それに基づき安全な鉄道への再生に向けて取り組んでいます。提言書で提起した内容の取り組み状況並びに「措置を講ずるための計画」、「安全投資と修繕に関する5年間の計画」の実施状況について、会議にあわせた現場管理者との意見交換や現地調査も行い、ご確認いただきました。

再生推進会議有志による声明文

 2017(平成29)年12月6日にJR北海道再生推進会議有志の方々から「地域に適した持続可能な交通体系のあり方を1年以内に明確な形で示すことを強く求める」との内容の声明が当社をはじめ、道民、知事、市町村長、国土交通大臣あてに出されました。