青森とみなみ北海道の
お国自慢八番勝負!
津軽海峡を隔てたお隣さんの青森とみなみ北海道。
それぞれの地には、それぞれの風土が育んだ
食があり、遺産があり、伝統がある。
ツガルカイセンが新たに開戦したいま、
熱いお国自慢が繰り広げられる。さて勝負はいかに。
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地元客に愛される
五所川原の味!亀乃家
名物のほたてのかき揚げがのった「天中華」
創業百年を超える老舗そば処「亀乃家」では、天ぷらといえば、陸奥湾産ほたてのかき揚げ。それをのせた「天中華」は、自家製ちぢれ麺とあっさりスープの中華そばで、50年ほど前、常連客の好みから生まれた人気メニューです。ほたての名産地でも珍しい、ほたてだけでつくるかき揚げは、甘みと旨みがぎゅっと凝縮されておいしい。ごはん派は「天丼」をぜひ。天ぷらは閉店前に売り切れることがあるので、お早めに。
- □所在地/五所川原市大町506-7
- □電話/0173-35-2474
- □営業時間/10:00〜17:00
※2024年10月からは、10:00〜16:00 - □定休日/月曜日、第4火曜日
※2024年10月からは、月曜日、第2・4火曜日 - □アクセス/JR五所川原駅から徒歩5分
巨大生簀には
旬の魚介がいっぱい!函館海鮮料理
海光房豪快に「活ダコやわらか一本焼き」
活ガニ・活魚を扱う卸問屋の直営店「函館海鮮料理 海光房」。鮮度の良さに定評があり、地元の人たちが通う人気店です。イチオシのタコ料理が、「活ダコやわらか一本焼き」。その名のとおり、新鮮なタコの足まるごと一本を焼いたもの。香ばしい醤油タレに、タコの甘みと旨みが際だちます。豪快に頬ばりたい一品です。
- □所在地/函館市若松町11-8
- □電話/0138-26-8878
- □営業時間/17:00〜23:00(L.O.22:00)
- □定休日/不定休
- □アクセス/JR函館駅から徒歩3分
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ほたて料理は
単品もあり!魚っ喰いの田
新青森店ほたて料理3種が付いた「ほたてづくし定食」
JR新青森駅にある海鮮料理店「魚っ喰いの田」。創業地は鮮魚市場であり、地元の海の幸たっぷりの海鮮丼やにぎり寿司が楽しめます。田酒をはじめ青森の地酒とともに味わいたい一品料理も多彩です。おすすめは「ほたてづくし定食」。青森県産ほたてが、「刺身」「バター醤油焼き」「フライ」の3種の料理で味わえます。
※「ほたてづくし定食」の注文は18:30まで- □所在地/青森市石江字高間140-2 JR新青森駅「あおもり旬味館」
- □電話/017-752-6088
- □営業時間/11:00〜20:00(L.O.19:30)
- □定休日/なし
料理もビールも
地元産素材にこだわる!GuildEndeavour
乙部町産タコのピッツァ「ポルポ」
自然豊かな乙部町にあるクラフトビール醸造所に併設されたビアレストラン「Guild Endeavour(ギルド エンデバー)」。こだわり抜いたビールとともに味わいたいのが、「ポルポ」。イタリア語でタコを意味するピッツァの具に使用しているのは、地元・乙部町産タコ。巨大な薪窯で焼き上げるもちもちとした食感の生地と相性抜群です。
- □所在地/乙部町館浦686-2
- □電話/0139-56-1300
- □営業時間/11:30〜14:30(L.O.14:00)、17:30〜20:00(L.O.19:30)
※金曜日・土曜日は21:00(L.O.20:30)まで - □定休日/火曜日
- □アクセス/JR木古内駅から車1時間15分
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平内ホタテの
創作料理が勢ぞろい平内町
ご当地レストラン
「ホタテ一番」ホタテのまちで、ホタテの食べくらべ
陸奥湾に臨む平内町はホタテの名産地。甘みが強くふっくらとしたホタテを堪能できるのが、ホタテ料理専門店「ホタテ一番」です。人気メニューが、「ホタテの鉄板ステーキ付き寿司御膳」。ステーキは肉厚でジューシーです。青森のブランド米「青天の霹靂」を使用したにぎり寿司は、生・炙り・ごま入りサクサク醤油・ホタテの塩辛の4種のホタテが楽しめます。
- □所在地/平内町大字土屋字鍵懸56番地
- □電話/017-764-0251
- □営業時間/4月〜10月 11:00〜15:00(L.O.14:30)、11月〜3月 11:00〜14:30(L.O.14:00)
- □定休日/水曜日、年末年始
- □アクセス/青い森鉄道 浅虫温泉駅から徒歩20分、車5分
吸盤が
吸い付くほど新鮮!はこだて
マルカン漁業部
海がき 本店元漁師が目利きした「活たこ刺し」
オーナーは、家業の漁業を手伝い、漁船に乗っていた元漁師。確かな目利きで、函館の漁港から仕入れる素材は、どれも鮮度抜群です。やはりおすすめは刺身。漁港から直送される魚介を活き締めにします。単品から盛り合わせまで数あるなかで、ぜひ味わってほしいのが、「活たこ刺し」。踊り造りのたこはコリコリの食感で、甘みが強く、納得の一品です。
- □所在地/函館市松風町8-2
- □電話/0138-27-4488
- □営業時間/17:00〜24:00(L.O.23:15)
- □定休日/不定休
- □アクセス/JR函館駅から徒歩5分
※掲載情報は2024年4月現在の情報です。 ご紹介の料理は仕入れ状況等により提供できない場合があります。 定休日・営業時間は変更となる場合がありますので、お出かけ前にご確認ください。
陸奥湾産
ホタテもあり
青森魚菜センター
(古川市場)
好きなネタだけのっけた「のっけ丼」
地元の人たちに「古川市場」として親しまれている「青森魚菜センター」。鮮魚店や惣菜店など20店舗が軒を連ねています。名物が「のっけ丼」。案内所で食事券を購入してから、市場内をめぐり、ごはんや具材と引き換えながら、オリジナルの丼を完成させます。海鮮丼をつくるもよし、焼き魚や卵焼きをのせてお弁当のような丼を完成させるのもよし!
- □所在地/青森市古川1-11-16
- □電話/017-763-0085
- □営業時間/7:00〜16:00
※店舗により異なる - □定休日/火曜日
※GW・ねぶた祭り期間・お盆・年末年始は変更の場合あり - □アクセス/JR青森駅から徒歩5分
津軽海峡が一望できる
テーブルも!
お食事処のとや
海鮮入りの「ジャンボかき揚げ丼」
木古内町で唯一の天然温泉ホテル「きこないビュウ温泉のとや」のレストラン「お食事処のとや」。お蕎麦やにぎり鮨、生ちらしなど、和食がそろいます。名物は「ジャンボかき揚げ丼」。三人前はあるごはんの上には、エビやイカなど海鮮がたっぷり入ったかき揚げがどーんとのっています。お腹を満たしたあとは、温泉でのんびりもおすすめです。
- □所在地/木古内町大平20-2
- □電話/01392-2-4055
- □営業時間/11:00〜20:00
- □定休日/不定休
- □アクセス/JR木古内駅から車5分
市場内で「いかめんち」の
食べくらべ!
虹のマート
津軽地方の郷土の味「いかめんち」
鮮魚店や精肉店など20店舗以上が並ぶ食品総合市場「虹のマート」。ぜひ味わいたいのが「いかめんち」です。津軽地方に伝わる家庭料理で、イカ以外の材料も形状も作り方もさまざま。市場内の惣菜店のものは、イカとキャベツを使い、魚のダシがきいています。握りこぶしほどの大きさでボリュームも満点!別の惣菜店にはスパイシーな「いかめんち」もあります。
- □所在地/弘前市駅前町12-1
- □電話/0172-32-6411
- □営業時間/8:00〜18:00
- □定休日/日曜日
- □アクセス/JR弘前駅から徒歩5分
バリバリの
揚げ麺タイプもあり
レストラン☆梓
大沼名物の「あんかけ焼きそば」
湖沼群と、駒ヶ岳の織りなす四季折々の風景が美しい大沼国定公園。そのなかに佇む小さなお店「レストラン☆梓」。古くから地元の人たちが通う人気店です。名物の「あんかけ焼きそば」は、あんには唐揚げが浮かび、地元野菜たっぷりで、ボリュームも栄養も満点!もうひとつの名物が「はこだて大沼牛ハンバーグ」。ジューシーで口いっぱいに旨みがあふれます。
- □所在地/七飯町大沼町324
- □電話/0138-67-2158
- □営業時間/11:00〜売り切れ次第終了(要電話確認)
- □定休日/水曜日
- □アクセス/JR大沼公園駅から徒歩6分
※金曜日・土曜日・日曜日18:00からは「御食事BARキカラ」営業中(予約可)
青森三大
ソフトクリームのひとつ
ミルク工房
ボン・サーブ
斗南丘牧場の生乳たっぷり「ソフトクリーム」
むつ市郊外の酪農地帯にある斗南丘牧場。ストレスなく育った乳牛の生乳からつくる乳製品を扱うのが直営店「ミルク工房 ボン・サーブ」です。看板商品は「ソフトクリーム」です。搾りたての生乳を75%以上使用しているため、卵や生クリームは使いません。だから、濃厚な牛乳の味わいが楽しめます。青々とした芝生にヤギが遊ぶ前庭でのどかなひとときを。
- □所在地/むつ市田名部字内田42-606
- □電話/0175-28-2888
- □営業時間/10:00〜17:00
- □定休日/4〜12月はなし、1〜3月は火曜日
- □アクセス/JR下北駅から車15分
コーヒーとの
相性がいい
喫茶moi
濃厚クリームチーズの「イタリアンプリン」
間歇泉で知られる鹿部町の唯一のカフェ「喫茶moi」。北海道産小麦の生地と、鹿部産のたらこやホタテなど地元の食材でつくるピザのほか、いろいろなスイーツが楽しめます。看板メニューは「イタリアンプリン」。卵や牛乳にクリームチーズを加えてつくるプリンで、チーズケーキのようにむちっと堅めの食感ながらなめらかで、濃厚な味わいです。
- □所在地/鹿部町字鹿部町118-19
- □電話/01372-7-7455
- □営業時間/木曜日・金曜日・土曜日の11:00〜16:00
※売り切れ次第終了 - □定休日/日曜日〜水曜日
- □アクセス/JR鹿部駅から車9分
津軽の文化と歴史を
まるっと体験
津軽藩ねぷた村
弘前ねぷたと藩政時代に触れる
館内の実物大の弘前ねぷたとお囃子が、祭りのにぎわいを伝えます。毎日定時に津軽三味線の生演奏も。江戸時代の米蔵を利用した工房では、金魚ねぷたや津軽塗など民工芸品の実演があり、製作体験もできます。注目は日本庭園「揚亀園(ようきえん)」と茶室「揚亀庵(ようきあん)」。津軽独特の庭園は国の登録記念物に、茶室は弘前市の有形文化財に指定されています。
- □所在地/弘前市亀甲町61
- □電話/0172-39-1511
- □営業時間/9:00〜17:00
- □定休日/なし
- □アクセス/JR弘前駅から車15分
北海道新幹線が
見られるかも!
道南トロッコ鉄道
鉄道の面影と田園風景を楽しむ
かつてのJR江差線の線路を走るトロッコは、保線に使われていた軌道自転車。往路はエンジンアシスト、復路はペダルを漕いで走ります。路線は約1,000mの北鶴岡線で、きっぷ売り場は鶴岡公園駅(旧・渡島鶴岡駅)です。乗車券は、昔懐かしい硬券(硬い厚紙のきっぷ)。お寺の境内を横切ったり、踏切を通過したり、楽しい体験が盛りだくさんです。
- □所在地/木古内町鶴岡73-5
- □電話/070-2422-1006(北海道夢れいる倶楽部)
- □営業期間/4月下旬〜11月上旬の土曜・日曜・祝日
※大型連休・夏休み期間は平日営業あり
※運行時刻はホームページを確認
https://senro.donan.net/ - □アクセス/JR木古内から徒歩25分、車5分
八戸の郷土料理も
食べられる!
館鼻岸壁朝市
日曜日の朝は「朝市」めぐりから始める
全国屈指の水揚げ量を誇る八戸漁港の館鼻岸壁(たてはながんぺき)。日曜日の朝になると、300店ほどの露店が立ち並び、全長約800mの巨大朝市が出現します。八戸産の海産物のほか、農産物、惣菜、菓子、コーヒー、雑貨などの商品がそろい、さながらひとつの街。イートインスペースも多く、朝ごはんにもぴったりです。
- □開催期間/2024年3月〜12月の毎週日曜日
※5月3日(金・祝)、8月13日(火)、12月30日(月)は臨時開催
※5月19日(日)はうみねこマラソン全国大会のため休み - □開催時間/日の出〜9:00ごろ
- □会場/八戸市新湊3丁目 館鼻岸壁
- □電話/070-2004-6524(湊日曜朝市会事務局)
- □アクセス/JR陸奥湊駅から徒歩10分
人口3,000人ちょっとの
町の伝統
第30回記念大会
「北海道女だけの相撲大会」
母の日は「相撲大会」で盛り上がる
第41代横綱「千代の山」、第58代横綱「千代の富士」を生んだ福島町には、女性限定の珍しい相撲大会があります。大相撲さながらの懸賞金などもあり、白熱した戦いが繰り広げられます。先人たちが考案し、数名の町民により始まったイベントが、いまや全国各地から参加者が集まるほどに成長しました。30年の節目の大会は、例年以上に盛り上がりそうです。
- □開催日/2024年5月12日(日)※毎年、母の日に開催
- □開催時間/9:30〜14:30ごろ
- □会場/福島町字福島21 福島大神宮(境内)
※悪天候の場合、福島町総合体育館 - □電話/0139-47-3004(福島町観光協会)
- □アクセス/JR木古内駅から車30分