JR北海道の使命

 私たちJR北海道は、お客様に安全な鉄道輸送サービスを日々提供し、北海道を支えるという重要な使命を担っています。そして、その使命は今後も変わることはありません。
 将来にわたり持続可能な形で安全最優先の鉄道事業を運営する社会的使命を果たしつつ、より便利で快適な交通サービスを提供すべく、全社一丸となって取り組んでいきます。

お客様の
安全を最優先に

 JR北海道は、平成23年5月に発生させた石勝線列車脱線火災事故の反省に立ち、安全性向上に取り組んできました。しかしその後も、特急列車の車両エンジントラブル、軌道検査データの改ざん、社員の不祥事などを発生させたことにより、当社をご利用のお客様、地域の皆様に大変なご迷惑とご心配をおかけしました。現在当社は、企業風土の改革や抜本的な経営改革等に向け、危機意識とスピード感を持って各種取り組みを進めています。
安全の取り組み

JR北海道を
取り巻く
環境の変化

 これまで当社は、北海道における基幹的交通機関として公共交通の一翼を担ってきており、今後も地域における交通手段の確保は重要であると認識しています。しかしながら、当社が経営基盤を置く北海道では、人口減少と札幌への一極集中が急速に進む一方で、当社発足以来の30年間で高規格幹線道路の総延長が約6.5倍となり、バスやマイカーの利便性が高まるとともに、航空機の増便や低価格化等が進むなど移動手段が多様化するなど、当社を取り巻く状況は大きく変化しました。
 このような中、地域における交通手段の確保を前提に、鉄道を持続的に運営するための方策や地域にとってより効率的で利便性の高い交通サービスのあり方などについて、地域の皆様をはじめ、国や関係機関を含めご相談させていただき、ご理解とご協力をいただきながら、それぞれの地域に適した持続可能な交通体系の実現に取り組んでいきたいと考えています。
地域交通を持続的に維持するために
 

北海道新幹線札幌開業

 現在、新青森~新函館北斗間を結んでいる北海道新幹線は、令和13年度末(2031年度末)に札幌まで延伸されます。
 新幹線札幌開業に伴い「札幌~東京間最速4時間半」に挑戦し、北海道と本州を結ぶ新たな大動脈を確立するとともに、札幌と各都市の距離を縮め、新幹線による北海道の輸送サービスの変革を果たします。
 また、新幹線札幌開業に合わせ、札幌市と協働して新たなタワービルの開発を推進し、北海道の玄関口として世界に発信する都市空間を創造します。

JR北海道グループの
ありたい姿

 当社では、「JR北海道グループ長期経営ビジョン」を策定し、北海道新幹線札幌開業初年度である令和13年度(2031年度)の経営自立をゴール目標とし、JR北海道グループの将来像(ありたい姿)を次のとおり掲げています。

1
鉄道の活性化とまちづくりにより、
「住んでよし、訪れてよし、北海道」
を実現する企業グループ
 私たちは北海道と共に歩んでいきます。
 鉄道の活性化によって、新幹線や札幌圏輸送、地域交通を元気にしたい。
 観光や開発・関連事業も含めてまちづくりに貢献し、北海道をもっと魅力的にしたい。
 そして、北海道に暮らす皆様と、北海道に訪れる皆様をもっと笑顔にしたい。
 私たちJR北海道グループは、地域の皆様と一体となって、「みんなが北海道をもっと好きになる」ためにできることに挑戦し続けます。
2
お客様と地域の皆様から信頼され、
社員と家族が誇りに思える企業グループ
 私たちは安全問題等により、お客様と地域の皆様からの信頼を失いました。
 私たち一人ひとりが「皆様のためにできること」を考えて行動し、「やりがいのある仕事」と「働きやすい職場」をつくり、成長し続けることで、仕事やサービスの品質を高め、再び皆様から信頼いただける企業グループへと生まれ変わります。
 そして、お客様と地域の皆様のお役に立ち、「JR北海道だから利用する、応援する」と言っていただけるようになりたい。
 皆様から信頼され、「JR北海道グループで働いて良かった」と誇りと働きがいを実感できる企業グループを実現し、もっと多くの皆様に笑顔をお届けします。
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