M.M.
開発事業本部 [2004年入社]
新規事業の検討を担当
愛知県出身 理学部数学科卒
先輩の声
JR北海道に入社した決め手を教えてください。
夏に北海道を旅行した際に、大自然と涼しさに感動し、北海道が好きになりました。そんな北海道で、北海道のためになる仕事をしたいと思い、北海道の会社を選びました。就職活動時はちょうどJRタワーのオープンを控え、JR北海道がいろいろなことに取り組んでいることを知り、幅広い仕事ができるJR北海道に魅力を感じ、入社を決めました。

現在担当している仕事を教えてください。また、どんな時にやりがいを感じますか。

コロナもあり、鉄道収入は大きなダメージを受けたこと、また今後の人口減なども考えると、開発事業をさらに拡大する必要があることから、新たな事業の調査・検討・事業化に取り組んでいます。現在は、道内の企業、JR他社などから新規事業に関する取り組みについて話を聞きつつ、当社の強みや事業機会を踏まえて事業の種を探し、ブラッシュアップしているところです。
新しいことに挑戦したり、自分の手掛けたものが世に出るときにとてもやりがいを感じます。
これまでの経験の中で一番印象に残っているエピソードを教えてください。
印象に残る仕事が多く、1つに絞ることが難しいです。1つは北海道新幹線の開業です。私は式典の準備や開業プロモーションを担当していました。開業日が迫る中、関係者も多く調整が難航した案件もありましたが、何とか無事に開業日を迎えることができました。当日は地元の方々、多くの鉄道ファンの方々が新函館北斗駅に集まり、ともに1番列車を見送りましたが、式典の途中から涙をこらえるのに必死でした。
もう1つは香港における道産品の販売です。アジアでは道産品の人気は絶大です。国際物流のハブである香港への道産品の輸出・販売によって、事業利益拡大と北海道のPRによるインバウンド旅客増を目指して取り組みました。開発事業本部の特命プロジェクトでチーム一丸となって文字通りゼロから挑戦し、仕入れから輸出、販売まで全てを経験できたことはとても大きな財産になっています。また海外での仕事ということで、想像を超える出来事が多過ぎて、印象に残っています。

プライベートの楽しみ方(休日の過ごし方など)を教えてください。
食べることが好きなので、食事に出かけたり、買ってきた食材を自己流にアレンジしたりして楽しんでいます。たまに失敗もします(笑)
最後に、学生の皆さんに一言メッセージをお願いします。
学生時代に明確にやりたいことを決めるのは本当に難しいと思います。私も特にこれがやりたい!と思って入社したわけではなく、大好きな北海道で、何か北海道のためになることがしたいと思って入社しました。結果、鉄道のプロモーション以外にも、情報サイトの運営や香港への道産品の輸出・販売など、いろいろなことに挑戦し、経験することができました。幅広い仕事ができる会社、挑戦できる会社なので、ぜひ一緒に新しいことを始めましょう!
ある1日のスケジュール
- 8:30
- 出社、スケジュール確認、メールチェック
- 9:00
- 朝礼、資料作成
- 10:00
- 他部署の関係者との打合せ
- 12:00
- 昼食(便利な社員食堂へ)
- 13:00
- 社外関係者との打合せ
- 15:00
- 部内会議
- 16:00
- 他社の新規事業の取り組みについてのヒアリング
- 18:00
- 退社
職歴
2004年入社 | 開発事業本部環境・eビジネスグループで環境分野やWEB分野における新規事業の検討を担当 |
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2005年 | 開発事業本部ナビサイト運営PJグループでWEBを活用した新規事業の検討を担当 |
2006年 | 開発事業本部(出向)㈱北海道ジェイ・アール・エージェンシーで札幌駅周辺の情報サイト「サツエキ.jp」の立ち上げ及び運営を担当 |
2008年 | 開発事業本部Kitaca加盟推進グループでKitaca電子マネーの加盟店開拓及びサービス導入を担当 |
2009年 | 開発事業本部サポート事業グループでグループ会社のサポートを担当 |
2010年 | 開発事業本部事業企画グループでヘアカット専門店「QBハウス」の店舗管理を担当 |
2010年 | 開発事業本部流通開発プロジェクトグループで北海道産品の輸出、香港での販売を担当 |
2014年 | 営業部宣伝・営業開発グループで北海道新幹線開業プロモーション、鉄道利用促進プロモーションを担当 |
2022年 | 千歳地区駅地区副駅長として千歳地区内の駅の管理を担当 |
2023年 | 開発事業本部市場開拓・価値創造グループ副課長として新規事業の検討・立ち上げを担当 |
取材日:2024年1月
※2024年4月現在、開発事業本部 市場開拓・価値創造グループにて副課長として活躍中!