H.I.
札幌車掌所 [2008年入社]
車掌として車掌業務を担当
北海道札幌市出身
先輩の声
JR北海道に入社した決め手を教えてください。
父がJR北海道で運転士をしているため幼い頃から鉄道に触れる機会が多く、鉄道が身近にありました。そのため、高校で就職について考えた時に真っ先にJRの運転士が気になり調べてみました。その当時はまだ女性の運転士や車掌はいない事を知りましたが、お客様を安全に目的地まで送り届ける仕事に憧れを持っていたのでJR北海道への入社を決めました。今では私が車掌、父が運転士として親子で安全運転に努めています。

現在担当している仕事を教えてください。また、どんな時にやりがいを感じますか。

列車に乗務し、お客様に危険がないように細心の注意を払いながらドアの開閉を行ったり、ホームや車内の様子を確認し運転士と協力してお客様を安全に目的地まで送り届けています。また、車内の状況や運行状況に応じて臨機応変にお客様に案内放送を行っています。日々乗務している時に「放送聞きやすかったよ!」「ありがとう。」などお客様からの言葉や、お子様が手を振ってくれたりする姿を見て、元気をもらいとてもやりがいを感じています。
これまでの経験の中で一番印象に残っているエピソードを教えてください。
10年ほど前、特急すずらんに札幌からご乗車のお客様が目的地までの車内で応援の言葉を手紙にお書きくださり、直接その手紙を頂いたことがありました。お客様から直接手紙をいただいたのは初めての経験だったのでとても嬉しく感動しました。その手紙は今でも大切に保管しており私の励みになっています。お客様に感動していただく事を目指していますが、逆に感動させられており「お客様あっての私たち」という事を改めて実感しています。

プライベートの楽しみ方(休日の過ごし方など)を教えてください。
ひとり旅が好きでよく旅にでます。美しい風景に感動したり、その土地のご当地グルメやお酒を楽しんだりしています。また、地元の人や旅をしている人など、普段の生活では出会えない方たちとの交流から刺激をもらっています。
最後に、学生の皆さんに一言メッセージをお願いします。
実際に会社の雰囲気を目で見て、実際にそこで働いている人に話を聞いてみて自分の肌で感じてみてほしいです。もしJR北海道に興味をもってくれたのなら、実際に窓口できっぷを買って列車に乗ってみる。その時にもし車掌が私だったら声を掛けてくれたらうれしいです。一緒に働く仲間に出会えるのを楽しみにしています。
ある1日のスケジュール
- 13:01
- 出社 乗務準備
- 13:26
- 点呼 乗務列車と変更事項の確認
- 13:56
- 特急すずらんで室蘭まで乗務
- 16:30
- 特急すずらんで札幌まで乗務、到着後自所で夕食
- 20:04
- 快速エアポートで新千歳空港まで乗務
- 20:52
- 快速エアポートで札幌まで乗務
- 21:51
- 普通列車で新千歳空港まで乗務
- 22:53
- 快速エアポートで札幌まで乗務
- 0:03
- 自所にて中間点呼、就寝
- 5:30
- 起床
- 6:10
- 点呼
- 6:40
- 普通列車で北海道医療大学まで乗務
- 7:29
- 普通列車で札幌まで乗務
- 8:29
- 普通列車で北海道医療大学まで乗務
- 9:30
- 普通列車で札幌まで乗務
- 10:27
- 車内で発売した切符の売上などを整理、貸与品を返納
- 11:02
- 終了点呼 乗務中に変わった事があれば報告
次の勤務を確認 退社
職歴
2008年入社 | 札幌駅駅員として改札業務を担当 |
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2009年 | 札幌車掌所車掌として車掌業務を担当 |
取材日:2023年10月
※2024年4月現在、札幌車掌所にて車掌として活躍中!