運転が再開し、
初列車が走行する姿を見た時の
感動は今も忘れません。

K.I.

工務部工事課 [2007年入社]

工事計画グループとしてプロジェクト工事の計画、進捗管理等の統括を担当
北海道新ひだか町出身 工学部資源開発工学科卒
前職 / 中堅ゼネコンにて、ダムや道路等の建設現場の施工管理を担当

先輩の声

JR北海道に入社した決め手を教えてください。

JR北海道は、北海道に根ざした企業であり、私が入社を決めた頃は、北海道新幹線、旭川高架、野幌高架など大規模プロジェクトが進行中で将来へ夢を持って仕事のできる環境だと感じました。また、そのような大規模プロジェクトを今度は計画する立場で携わってみたいと思いました。家族と一緒に生まれ育った北海道で生活しながら働ける環境であることも、入社を決めた理由の一つです。

現在担当している仕事を教えてください。また、どんな時にやりがいを感じますか。

JR北海道の土木系統では、たくさんの分野で活躍できるフィールドがあるので、色々な仕事が経験できます。今は篠路駅付近の高架化の工事計画や苗穂駅移転橋上化工事の進捗や工事費の管理などを担当していますが、昨年までは現業機関で、土木構造物の維持管理をしていました。JR北海道では、土木構造物の検査も私達社員が行います。橋りょうやトンネル等を検査して変状を見つけたら、自分達で修繕方法を検討し、修繕工事を発注します。検査から修繕までを、自分たちで考えて行うので、大変やりがいがあります。

これまでの経験の中で一番印象に残っているエピソードを教えてください。

昨年は北海道に台風が上陸し、根室線は甚大な被害を受けました。当時私は釧路構造物検査センターに在籍しており、災害発生直後に現場の状況を確認しに行きました。辺りは普段とは全く違った景色になっていて、橋りょうが流失しているところもありました。復旧にはかなりの時間がかかると予想されましたが、全社一丸となって、運転再開に向けて、復旧工事や構造物、線路の調査等を行った結果4箇月弱で、運転を再開することができました。私も橋りょう、トンネル等の検査に携わりましたが、運転が再開し、初列車が走行する姿を見た時の感動は今も忘れません。

プライベートの楽しみ方(休日の過ごし方など)を教えてください。

私はお酒を飲むのが好きなので、仕事が終わってからは、「反省会」と称して同僚等と飲みに行くことが多いです。今でも前の会社の同期等と、技術的な情報交換をしながら、お酒を飲むこともあります。

最後に、学生の皆さんに一言メッセージをお願いします。

現在のJR北海道には課題はありますが、たくさんの分野で活躍できるフィールドがあります。「色々な仕事をしてみたい」 、「北海道で仕事がしたい」 と、やる気のある人は是非JR北海道にきてください。一緒に北海道を盛り上げていきましょう。

ある1日のスケジュール

8:30
出勤、メールチェック
9:00
朝礼、資料確認
10:00
社外で打合せ
12:00
帰社、昼食(グループメンバーで外食)
13:00
会議資料作成
15:00
グループ打合せ
17:00
社内他部署との打合せ
18:00
退社

職歴

2007年入社 工務技術センター土木5グループとして野幌高架の設計、積算、工事発注、現場監督等を担当
2009年 旭川保線所土木テーブルとして鉄道土木構造物の維持管理を担当
2010年 工務部工事課構造エンジニアリングとして現業機関等への設計、施工に関する技術支援、指導を担当
2013年 函館保線所土木テーブルとして鉄道土木構造物の維持管理、工事発注等の統括を担当
2016年 釧路構造物検査センター鉄道土木構造物の詳細な検査の統括を担当
2017年 工務部工事課工事計画グループとしてプロジェクト工事の計画、進捗管理等の統括を担当

取材日:2017年11月
※2024年4月現在、新幹線工事部 計画グループにて副課長として活躍中!