S.A.
旭川運転所 [2012年入社]
運転業務を担当
北海道旭川市出身 経営経済学科卒
先輩の声
JR北海道に入社した決め手を教えてください。
幼い頃から乗り物に興味があり、運転士という職業に憧れを持っていました。そんな中、厳冬期などあらゆる厳しい環境の中でも、広い北海道の交通を第一線で支えるJR北海道に魅力を感じ、自分もJR北海道の一員としてそれぞれの思いを持って、乗車されているお客様を安全に目的地へ送り届ける重要な仕事を最前線で行いたいと強く思い、入社を決意しました。

現在担当している仕事を教えてください。また、どんな時にやりがいを感じますか。

旭川運転所で運転士をしています。職場のある旭川を起点に、函館本線(~札幌)、石北本線(~遠軽)、宗谷本線(~名寄)、富良野線(~富良野)、留萌本線(深川~留萌)を乗務します。ローカル線ではワンマン列車がメインとなるため、運転はもちろん、お客様への放送案内や駅でのドア開閉等も運転士一人で行います。また、旭川運転所では気動車運転士を経験した後、電車免許を取得します。電車も乗務可能になれば、千歳線札幌~新千歳空港も乗務します。道内の運転所の中で乗務線区が一番多く、たくさんのお客様の交通手段に第一線で関われていることにやりがいを感じます。
これまでの経験の中で一番印象に残っているエピソードを教えてください。
運転士という仕事は、何より「安全に確実にお客様を目的地まで送り届ける」ことが最優先だと考えています。そのためには、定められている規程・規則を守ることは当然ですが、「基本動作・基本作業に徹する」ことが大切です。いつも乗務している区間だからといって、怠ってはいけません。以前、「運転士さんが一つひとつの確認をしっかり行っていて、非常に安心感がありました」とお客様からお声を寄せていただいたことがありました。私の動作を見て安心感を持ってくださるお客様がいて嬉しく思ったのと同時に、当たり前のことを当たり前に行う重要さを再認識しました。

プライベートの楽しみ方(休日の過ごし方など)を教えてください。
幼い頃からずっと野球をしているので、休日は試合に参加し汗を流しています。時には旭川市内で優勝し、全道大会にも出場したりするので、学生時代を思い出しながら体を動かしています。他には、家族と道内旅行に出掛けるなど有意義に過ごしています。
最後に、学生の皆さんに一言メッセージをお願いします。
私は乗り物というジャンルから就職活動をスタートしました。その仕事が自分に向いているやりたい事かを考えるのはとても大事だと思います。自分の歩む道です、悔いの残らないように力を出し切ってください。また、今の時間を大切にして有意義な学生生活を送ってください。いつか、皆さんと仕事ができることを楽しみにしています。
ある1日のスケジュール
- 4:30
- 出社 乗務準備
- 5:05
- 点呼
- 5:40
- 回送列車の便乗で上川へ
- 6:52
- 上川~旭川ワンマン列車乗務
- 8:05
- 旭川到着
- 9:00
- 旭川~名寄 宗谷1号乗務
- 9:54
- 名寄到着 中間点呼を受け休憩
- 12:32
- 中間対面点呼
- 13:25
- 名寄~旭川快速ワンマン列車乗務
- 14:45
- 旭川到着
- 14:54
- 旭川運転所まで回送列車乗務
- 15:39
- 点呼 必要品を返納し、乗務時に変わったことがあれば報告。
次勤務を確認し、退社。
職歴
2012年入社 | 滝川駅改札業務、運転業務(列車の分割・併結)等を担当 |
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2012年 | 社員研修センター動力車操縦者運転免許取得に向けた学科講習 |
2013年 | 旭川運転所運転士見習として学科試験合格後、指導操縦者と一緒に実技講習 |
2013年 | 旭川運転所運転士として運転業務を担当 |
取材日:2019年1月
※2024年4月現在、旭川運転所にて運転士として活躍中!