鉄道は様々な系統の人たちが力を合わせなければ運行することはできない。

TAKAHIRO KUWAYAMA桑山 敬弘

函館新幹線総合車両所 [2003年入社]

新幹線車両の検査・清掃作業計画、車両の異常申告対応
北海道札幌市出身 工学部・機械システム工学科

先輩の声

JR北海道に入社した決め手を教えてください。

ものづくりに興味があり、工学系の学校に進みました。
JR北海道は、北海道の公共交通機関として重要な役割を担っているとともに、北国の厳しい寒さと雪の中で鉄道を運行している背景には様々な技術が関わっていると感じました。技術者として、他にはないフィールドで技術を磨くことができるのが魅力で入社しました。

現在担当している仕事を教えてください。また、どんな時にやりがいを感じますか。

私が所属する函館新幹線総合車両所は、新幹線車両の日常的に欠くことのできない検査から、機器を取外した大規模なオーバーホールまでを行う、新幹線の総合車両基地です。
現在私は、検査を滞りなく実施するための作業ダイヤ作成、運行車両にトラブルが発生した場合の対応を行っています。高速車両の安全・安定運行を支えるために、限られた時間の中で最善の処置ができるよう、車両の状態を聞き取り、社員一体となって準備して対処できたときに大きな達成感があります。

仕事をする上で大切にしていることや、これまでの経験の中で一番印象に残っているエピソードを教えてください。

新幹線車両の走り装置である台車は最重要部品といえますが、開業前に新幹線台車を整備するにあたり、構成部品の摺動部や作動部の状態を確認し、北海道の使用環境も考慮し、高速条件下での性能試験に携わりました。より安全で高品質を追求すべく、関係社員で議論して一つの方向性を見出すことができました。鉄道は様々な系統の人たちが力を合わせなければ運行することはできないため、チームワークも大切に仕事に取り組んでいます。

プライベートの楽しみ方(休日の過ごし方など)を教えてください。

子供たちと日帰り温泉につかったりして、気分も体もリフレッシュをしています。気候も良く、函館は海や歴史を感じることができる情緒溢れる港町であり、ドライブをしたり、新鮮なお魚を安く食べられるのはうれしいです。

最後に、学生の皆さんに一言メッセージをお願いします。

北海道新幹線は新函館北斗まで開業しましたが、JR北海道としては初めての新幹線車両のメンテナンスを行うにあたり、ノウハウを蓄積しながら、日々試行錯誤し、一つずつ仕組みを作り上げている状況です。札幌までの開業も控える中、チャレンジできる場や自分の成長につながるチャンスがたくさんあります。一緒に未来を造り上げていきましょう!

ある1日のスケジュール

8:30
点呼、1日の業務予定確認
9:00
検査・清掃の作業内容、スケジュールの調整
11:00
車両所内の車両入換作業の打合せ
12:30
昼食
13:30
車両の異常申告を受けた対応
15:30
入庫車両の遺失物チェック
16:00
翌日以降の作業ダイヤ(作業のタイムテーブル)審査
17:30
車両入出庫に係わる信号取扱
20:00
夕食
21:00
当日検査・清掃作業の施工実績チェック
23:00
仮眠
4:00
起床
5:30
車両屋根上点検実施に向けた調整
8:30
業務引継

職歴

2003年入社 苗穂工場部品科、工程管理科等で部品検査、生産管理、設計等を担当
2015年 車両部 新幹線検修課新幹線車両のメンテナンス体制構築
2016年 函館新幹線総合車両所検修計画・検修当直として新幹線車両の検査・清掃作業計画、車両の異常申告対応を担当

※2017年2月現在