H.O.
苗穂工場 組立科 [2010年入社]
企画助役として安全衛生管理、労務管理、社員教育等を担当
北海道札幌市出身 工学研究科・人間機械システムデザイン専攻卒
先輩の声
JR北海道に入社した決め手を教えてください。
私は生まれ育った大好きな北海道で働きたい、ライフラインを担う企業で働きたい、これまでに蓄えてきた知識を活かしたいと考えて就職活動をしていました。この希望に当てはまる企業を調べていくなかで、鉄道会社の車両や地上設備には多様な技術が用いられており、技術者として専攻分野以外でも幅広く成長できると思ったこと、また、鉄道運行にはセクションが異なる多数の人たちが関わっていることを知り、使命感を持って働けると感じたことが決め手となり当社を志望しました。

現在担当している仕事を教えてください。また、どんな時にやりがいを感じますか。

鉄道車両のメンテナンスを行う工場に在籍し、社員が健康で安全に作業できる環境作り、出退勤時間の確認や休暇申請の受付、社内文書の管理、社員への各種教育などを担当しています。直接車両のメンテナンスに関わることはなく、現場で働く社員をサポートする仕事のため、派手な仕事ではありませんが、社員の命や健康、賃金、育成など企業活動の根幹に関わる業務であることから、大きな責任とやりがいを感じています。
これまでの経験の中で一番印象に残っているエピソードを教えてください。
鉄道車両に不具合が生じた場合、その不具合を再発させないために原因の究明を行いますが、車両は非常に多くの部品で構成されているため、究明に時間を要することがあります。私が函館運輸所に在籍していたときも、ある不具合に対して図面確認や計測機器を用いた調査、走行試験などを行っても原因が分からないことがありました。その後、メーカや先輩含めた関係者で意見を出し合いながら、決して諦めずチームワークで原因にたどり着いたときは、検修屋として大きなやりがいを感じました。

プライベートの楽しみ方(休日の過ごし方など)を教えてください。
休日は、日中は家族で買い物や公園散策、夜は映画や読書を楽しんでいます。最近は子供たちが「工作」に夢中になっているので、100円ショップに通う日々を過ごしています。私自身は気が乗らないこともありますが、気が付くと子供より私が夢中になるのはよくある話です。小さな達成感も得られるので、気晴らしにおススメです。
最後に、学生の皆さんに一言メッセージをお願いします。
就職活動は、自分自身と向き合ういい機会です。でも、自分のことを自分が分かっていないことも多々あります。そんな時は同じ時間を過ごした家族や友人に自分のことを聞いてみてください。きっといい意見をくれます。夢や希望、現実の間で悩むこともあるかと思いますが、よく考え「最後は自分で決断」する姿勢を大事にしながら頑張ってください。
ある1日のスケジュール
- 8:15
- 出社
- 9:00
- 始業点呼後、勤怠管理
- 10:00
- 安全衛生に関する打合せ(工場内)
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 現場巡回
- 14:00
- 会議資料の作成
- 15:00
- 翌日の業務に関する科内打合せ
- 16:00
- 労働災害防止に関する教育
- 17:35
- 建屋施錠、退社
職歴
2010年入社 | 函館運輸所 検修科車両係として鉄道車両のメンテナンス業務を担当 |
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2016年 | 車両部検修課 車両検修グループ車両故障の原因調査、対策立案等を担当 |
2019年 | 苗穂工場 内燃機科工程助役として作業工程管理、要員管理等を担当 |
2021年 | 苗穂工場 組立科企画助役として安全衛生管理、労務管理、社員教育等を担当 |
取材日:2022年11月
※2024年4月現在、苗穂工場にて助役として活躍中!