青函トンネルの「安全」を守り抜き、未来へ繋ぐことが私の使命

K.S.

工務部工事課防災技術グループ [2017年入社]

青函トンネルおよび新幹線構造物の維持管理計画策定を担当
岩手県出身 工学部・社会環境工学科卒

先輩の声

JR北海道に入社した決め手を教えてください。

きっかけは就職活動中に偶然目にした北海道新幹線開業のニュースでした。東北地方出身の私にとって、当時の北海道は海の向こうの遠い場所のイメージでした。しかし、新幹線開業やその先の札幌延伸が計画されていることを知ったときに、「北海道と東北をより身近な存在に変えていく仕事がしたい」という思いが芽生えました。最後までこの思いが就職活動の軸となり、当社への入社を決意しました。

現在担当している仕事を教えてください。また、どんな時にやりがいを感じますか。

現在は、橋やトンネルなどの土木構造物の修繕・改修を計画する部署に在籍しています。その中で私は、青函トンネルや新幹線構造物の維持管理計画の策定業務を主に担当しています。特に青函トンネルは、全長約54kmで本州と北海道を海底で結ぶ、重要な役割を持つ交通インフラです。この重要な財産を、将来に渡って安全に使用できるよう維持管理していく仕事に、やりがいや使命感を感じています。

これまでの経験の中で一番印象に残っているエピソードを教えてください。

自分が修繕計画に携わった橋やトンネルの工事が無事に完了し、生まれ変わった構造物を目にした時が一番印象に残っています。鉄道の仕事は自分ひとりで出来ることは少なく、保線、電気、建築などの関係する他系統の社員、協力会社の方々など、多くの人の協力のもと成り立っています。それぞれの知識や経験を持ち合わせ、チームで仕事を成し遂げた時の達成感が、次の仕事への原動力に繋がっています。

プライベートの楽しみ方(休日の過ごし方など)を教えてください。

休日は全道各地のご当地グルメ巡りをしています。北海道には、全国的に有名なラーメンや海鮮だけでなく、隠れたご当地グルメが沢山あります。各地を訪れ、その土地のおいしいものを食べることでリフレッシュをしています。

最後に、学生の皆さんに一言メッセージをお願いします。

就職活動の決め手は、企業研究をしている時間だけではなく、私のように日常の何気ない瞬間から見つかることもあります。何事にも関心を持ち、「なりたい自分」を見つけられるよう頑張ってください。

ある1日のスケジュール

9:00
出社、メールチェック
10:00
グループ内打合せ
11:00
トンネルの修繕計画に関する会議資料作成
13:00
昼食(社内食堂)
14:00
自治体とのWEB打合せ
16:00
上司への業務説明
17:00
現業機関からの問い合わせ対応
18:00
退社

職歴

2017年入社 旭川保線所 旭川保線管理室施設係として軌道状態の検査、軌道工事の施工管理
2019年 旭川保線所 土木テーブル鉄道土木構造物の検査、土木工事の施工管理
2021年 工務部工事課 防災技術グループ青函トンネルおよび新幹線構造物の維持管理計画策定

取材日:2022年11月
※2024年4月現在、工務技術センター 土木2グループにて活躍中!