「鉄道はチームワーク」で
成り立っていることを実感した
経験でした

K.H.

砂川駅 [2007年入社]

駅長として駅全体の統括を担当
北海道札幌市出身 経済学部・経営学科卒

先輩の声

JR北海道に入社した決め手を教えてください。

生まれ育った北海道に貢献したい、という思いがまず一番にありました。そのため北海道内の企業を中心に就職活動を行いましたが、その中でも学生時代から通学などで利用する機会が多く、自身にとって身近な存在であったことや、北海道新幹線の開業という大きなプロジェクトを控えており、将来にわたり北海道を支えていける可能性があることに魅力を感じ、入社を決意しました。

現在担当している仕事を教えてください。また、どんな時にやりがいを感じますか。

駅長として駅全体を統括し、社員の指導・育成を行っています。ときには自身が窓口できっぷの発売や改札を行うこともあります。また、駅構内の安全を確保するため管理駅を巡回したり、異常時には現地へ出動することもあります。他に管理者がいない小規模な駅のため、管理業務を全て自身が行う苦労を感じることもありますが、社員の行動によりお客様から直接感謝の気持ちを述べられたり、社員の成長を実感する場面を見ると、駅長としてのやりがいを感じます。

これまでの経験の中で一番印象に残っているエピソードを教えてください。

駅の助役として勤務していた時に、開駅100周年にちょうど携わる機会がありました。地域の皆様とも打合せを行いつつ、記念入場券の販売や、記念イベントの企画・運営を行いました。当時は駅勤務自体が初めてで、戸惑いながらの運営でしたが、普段接客業務を行わない社員も一丸となって協力し、無事にイベントをやり遂げたことは忘れられません。「鉄道はチームワーク」で成り立っていることを実感した経験でした。

プライベートの楽しみ方(休日の過ごし方など)を教えてください。

休日は家族で出掛けることが多いです。コロナ禍からキャンプにはまり、特に夏は焚き火や自然を楽しむなどして仕事での疲れをリフレッシュしています。そのほかサッカーなどのスポーツ観戦も趣味の一つです。

最後に、学生の皆さんに一言メッセージをお願いします。

厳しい経営状況にある当社ですが、そのような中でもぜひ当社で働きたい、北海道の鉄道の未来を共に支えたいという気概を持つ方と一緒に働けることを楽しみにしています。

ある1日のスケジュール

8:30
出社、前日分売上チェック、メール確認
9:40
朝礼
10:30
管理駅へ巡回
12:00
昼食(巡回時は出先で食事を取ることが多いです)
13:00
資料作成
15:00
地域の皆様と団体列車のお見送り
16:00
冬期除雪作業員の採用面接
17:30
改札補助
18:30
退社

職歴

2007年入社 旭川車掌所特急・快速・普通列車における車掌業務
2009年 旭川支社 運輸グループ輸送指令員として列車の運行管理業務等
2011年 旭川支社 社員グループ支社における人事・要員関係業務等
2015年 遠軽駅助役として当務・窓口・出札・信号取扱い等
2016年 駅業務部 社員・業務支援グループ営業系統における人事・要員関係業務等
2021年 砂川駅駅長として駅全体の統括

取材日:2022年11月
※2024年4月現在、駅業務部庶務・経理グループのグループリーダーとして活躍中!