安全性向上のための取り組み

③取り組みの事例紹介

2017.09.04

新たに移転した社員研修センターの実習設備・安全研修館を報道公開しました。

9月4日、安全意識を継続して高め、安全風土を醸成する当社の取り組みについて理解していただくため、新しく札幌市手稲区に移転した社員研修センターの実習設備と安全研修館を報道関係者に公開しました。

まず最初に、全長697mの実習線を取材していただきました。

当社からは、実習線には単線・複線の線路や分岐器、駅ホーム、信号機、踏切、架線等を整備しており、実際のケースに即した異常時運転取扱い訓練や設備メンテナンス実習のほかに、訓練用車両・保守用車等を使用した車両切り離し・連結作業や軌道メンテナンス実習などが行えることを説明しました。

写真撮影や映像の収録

およそ30名の報道関係者にご参加いただき、写真撮影や映像の収録などの取材をしていただきました。

実習線の説明

社員研修センターの社員より報道関係者に実習線の概要について説明しました。

駅ホーム、信号などの設備

駅ホーム、信号など実践的な設備を揃えています。

訓練用車両

訓練用車両。列車の切り離しや連結作業の訓練等に使用します。

次に、各系統の技能を実践的に訓練できる実習設備を取材していただきました。

技術実習室

技術実習室では、天井にクレーンを設置し、「玉掛け」というワイヤーロープでクレーンのフックに吊り荷を掛け外しする作業について説明しました。

総合訓練室シミュレータ

総合訓練室では、増設した運転士・車掌の訓練に使用するシミュレータについて説明しました。

その後、安全研修館に移動しました。

安全研修館では、当社が石勝線列車脱線火災事故や大沼駅構内貨物列車脱線事故・データ改ざんを発生させ、鉄道事業者としての資質を一から問われている現状を振り返ります。そして、これらの事故・事象の表面的な対策を覚えて終わるのではなく、発生させてしまった会社としての背景や企業風土を決して忘れず、教訓として社員が自分の仕事に置き換えて考え、自分自身の仕事に活かすよう教育を行っていることを、報道各社の皆様に説明しました。

説明している様子

一連の事故・事象を発生させた会社としての背景などを説明している様子

安全研修館

石勝線列車脱線火災事故の焼損車両をはじめ、現物を用いた安全教育について説明している様子

今回、新しい社員研修センターの実習設備や安全研修館での安全研修の一部を公開することで、当社の安全意識や安全コンプライアンス意識の醸成の取り組みについて広く知っていただく機会となりました。