安全性向上のための取り組み

③取り組みの事例紹介

2017.05.24

「第11回JR北海道再生推進会議」が開催。
木古内保守基地などでレール削正車や三線分岐器機能検査を視察していただきました。

5月24日、「第11回JR北海道再生推進会議」が開催されました。この会議は、国からの「輸送の安全に関する事業改善命令及び事業の適切かつ健全な運営に関する監督命令」に基づき、当社JR北海道の安全対策について助言し、将来に向けた追加対策等の提案を行うことを目的に設置された第三者委員会です。

平成27年6月26日に「JR北海道再生のための提言書」を同会議より受領し、それ以降、提言していただいたことに対する当社の実施状況等について、年2回程度の会議に併せて現地調査により確認が行われています。

今回で4回目となった現地調査では、レール削正車や三線分岐器の機能検査など北海道新幹線の保守作業について視察いただきました。

視察に先立って行われた会議では、当社の安全に関する取り組み及び当社単独では維持することが困難な線区に関する取り組み状況について、会社から報告を行いました。委員からは「地域との協議は進展のスピードが遅い」「JRが線区別かつ具体的に提起していくべきではないか」などのご意見をいただきました。

詳しい議事内容はこちら

会議の様子

会議の様子

会議に引き続き、現地調査の一環として、函館新幹線工務所現場管理者との意見交換会を実施しました。

意見交換会では、青函トンネルなど北海道新幹線の一部区間について、新幹線と貨物列車が同じ線路内を走行するため新幹線専用・在来線専用・共用の3本のレールを敷設した「三線軌条」という他の新幹線にはない特別な線路構造であり、確実に保守するためには高いレベルの保守作業と十分な作業時間が必要であるにもかかわらず、夜間に貨物列車が走行するため実作業時間が2時間弱しかないことを説明しました。委員からは「安全を保つための点検は列車を止めてでもやるべき」といった厳しいご意見をいただきました。

三線軌条のイメージ

三線軌条のイメージ

現場管理者との意見交換会の様子

現場管理者との意見交換会の様子

その後、北海道新幹線 木古内駅へ移動し、レール削正車を用いてレール表面の凸凹などを削る「レール削正作業」をご覧いただきました。また深夜の作業時間帯には、「三線分岐器」の機能検査など、北海道新幹線と貨物列車の共用走行区間をメンテナンスする大変さを視察していただきました。

レール削正車がレールを削っている様子

レール削正車がレールを削っている様子

削った後のレールを確認する様子

削った後のレールを確認する様子

木古内駅構内三線分岐器機能検査の様子

木古内駅構内 三線分岐器機能検査の様子